Google口コミとは?Googleマップの口コミの仕組みをわかりやすく解説

Google口コミとは?Googleマップに表示される口コミと星評価

Googleマップで飲食店や美容院、病院、ホテル、修理店などを探すとき、多くの人が確認するのが「Google口コミ」です。

店舗名を検索すると、星の数や口コミ件数、実際に利用した人のコメントなどが表示されます。初めて利用するお店では、公式サイトだけでなく口コミを見てから予約や来店を決める人も少なくありません。

では、Google口コミは具体的にどのような仕組みになっているのでしょうか。

この記事では、Google口コミとは何か、Googleマップ上でどのように表示されるのか、星評価や総合評価はどう考えればよいのかを、実際にありそうなケースを使って説明します。


Google口コミとは?

Google口コミとは、GoogleマップやGoogle検索に表示される店舗・施設・サービスなどについて、ユーザーが投稿する評価や感想のことです。

一般的には「Google口コミ」「Googleマップの口コミ」「Googleレビュー」などと呼ばれています。

口コミを見るときは、単純に「星が何個あるか」だけを見るのではなく、その星を付けた理由が書かれているかどうかまで確認することが大切です。

たとえば、同じ1つ星でも、次の2つでは意味が大きく異なります。

口コミ例 星 内容から分かること
「料理はおいしかったですが、注文してからかなり待ちました」 ★★☆☆☆ 実際の利用体験に基づく不満
「最悪でした」 ★☆☆☆☆ 評価は低いが、具体的な事情は分からない
「店員の説明が丁寧で安心して利用できました」 ★★★★★ 良かった点が具体的に書かれている
「この店には行ったことがありません」 ★☆☆☆☆ 実際の利用経験との関係が問題になる可能性

このように、星の数だけでは口コミの内容を十分に判断できません。


Googleマップの口コミには何が表示される?

Googleマップで店舗を開くと、一般的に店舗名や住所、営業時間などと一緒に口コミに関する情報も確認できます。

特に目に入りやすいのが、総合評価・口コミ件数・個別の口コミです。

たとえば、次のような表示をイメージすると分かりやすいでしょう。

表示される情報 例 見るポイント
総合評価 4.3 店舗に寄せられた評価全体の平均
口コミ件数 128件 どの程度の口コミが蓄積されているか
個別評価 ★★★★★ そのユーザーが付けた評価
コメント 「スタッフが親切でした」 評価した具体的な理由
写真 店内・商品など 文章以外の利用者情報

実際に店舗を探しているユーザーは、総合評価だけで判断するとは限りません。

たとえば「4.8だから安心」と考える人もいれば、「4.2だけど口コミの内容が具体的で参考になる」と考える人もいます。

そのため、事業者側も星の数字だけではなく、口コミに何が書かれているかを見ることが重要です。


Google口コミの星評価は1〜5の5段階

Google口コミでは、ユーザーが1〜5個の星で評価します。

一般的な意味を整理すると、次のようになります。

星評価 一般的な受け止め方 口コミを見るときのポイント
★★★★★ 非常に満足 何が良かったのか確認する
★★★★☆ 満足 良い点と不満点の両方を確認する
★★★☆☆ 普通 具体的な理由を読む
★★☆☆☆ 不満 問題になった点を確認する
★☆☆☆☆ 非常に不満 投稿内容と事実関係を確認する

ここで注意したいのは、星の数そのものがGoogleのルール違反を意味するわけではないということです。

たとえば、実際に利用した顧客がサービスに不満を感じて1つ星を付けたとしても、「1つ星だから削除できる」ということにはなりません。

反対に、5つ星の口コミであっても、実際の利用経験がない人による投稿など、Googleのポリシー上問題となるケースがあります。


Googleの総合評価はどう決まる?

Google口コミ5件の星評価から総合評価4.0になる計算例
Google口コミ5件の星評価から総合評価4.0になる計算例

Googleのクチコミスコアは、Google上で公開されている評価の平均として表示されます。

たとえば、単純化して5件の評価しかない店舗を考えてみましょう。

評価 星
口コミA ★★★★★
口コミB ★★★★★
口コミC ★★★★☆
口コミD ★★★☆☆
口コミE ★★★☆☆
平均 4.0

この場合、星の合計は20なので、20 ÷ 5 = 4.0となります。

もちろん、実際のGoogleマップでは口コミが多数存在するため、もっと複雑になります。

重要なのは、1件の口コミだけで総合評価が決まっているわけではないという点です。

また、Googleは新しい口コミが投稿された後、クチコミスコアの更新に最大2週間かかる場合があると案内しています。

そのため、

「新しい口コミが投稿されたのに、星の数字がすぐ変わらない」

という状況が発生することもあります。


1件の低評価で総合評価はどれくらい変わる?

これは、現在の口コミ件数によって大きく変わります。

たとえば、口コミが10件しかない店舗と、1,000件ある店舗では、同じ1つ星でも平均値への影響は同じではありません。

イメージとして比較すると次のようになります。

現在の口コミ状況 新しく★1が1件付いた場合 影響のイメージ
口コミ10件・平均4.5 ★1が1件追加 比較的大きい
口コミ50件・平均4.5 ★1が1件追加 ある程度影響する
口コミ200件・平均4.5 ★1が1件追加 影響は相対的に小さい
口コミ1,000件・平均4.5 ★1が1件追加 平均への影響はかなり小さい

これは「口コミが多ければ低評価が問題にならない」という意味ではありません。

1件の口コミでも、内容によってはユーザーが気にする場合があります。

たとえば、

「店員の態度が悪かった」

という口コミと、

「注文した商品とは違うものが提供された。店側に確認したが説明がなかった」

という口コミでは、同じ低評価でも読み手が受け取る情報量が違います。

だからこそ、口コミ対策では星の数だけを見るのではなく、内容を確認することが重要になります。


Google口コミは誰でも何を書いてもよいわけではない

Googleマップではユーザーが口コミを投稿できますが、投稿内容が完全に自由というわけではありません。

Googleには、Googleマップ上のコンテンツについて一定のポリシーがあります。

口コミについても、実際の体験に基づかない投稿や、評価を意図的に操作する行為などは禁止されています。

実際のケースに置き換えると、次のように考えると分かりやすいでしょう。

ケース 口コミの例 考え方
実際に利用した顧客 「料理はおいしかったが、提供まで30分かかった」 低評価でも実体験に基づく口コミの可能性
利用経験のない人物 「利用したことはないが、この店は最悪」 実体験との関係を確認する必要がある
競合関係者による投稿 「ここは絶対に利用しない方がいい」 利益相反などの状況を確認する必要がある
同じ内容を大量投稿 同一内容を複数回投稿 スパム等のポリシーを確認する必要がある
報酬を受けて高評価 「割引を受ける代わりに★5を投稿」 評価操作に関するポリシーが問題になる可能性

ここで重要なのは、表にあるケースだから自動的に削除されるという意味ではないことです。

実際の状況や投稿内容を確認したうえで、Googleのポリシーに照らして判断する必要があります。


「悪い口コミ」と「ポリシー違反の口コミ」は違う

悪い口コミとGoogleポリシー違反の口コミの違い
悪い口コミとGoogleポリシー違反の口コミの違い

事業者がGoogle口コミについて対応するとき、最も注意したいのがこの点です。

悪い口コミだから削除できるわけではありません。

たとえば、飲食店で実際に食事をした顧客が、

「料理が冷めていたので残念でした」

と投稿したとします。

店舗側にとっては当然、嬉しい口コミではありません。

しかし、店舗にとって不都合であることと、Googleのポリシーに違反していることは別問題です。

一方で、実際には利用していない人物が事実と異なる内容を投稿している場合などは、別の観点から確認する必要があります。

口コミの状態 店舗にとって 削除を考える際のポイント
実際の利用者による低評価 不都合 低評価だけでは削除理由にならない
事実と異なる可能性がある投稿 問題になる可能性 投稿内容や状況を確認
利用経験がないと思われる投稿 問題になる可能性 実体験に基づく投稿か確認
スパムと考えられる投稿 問題になる可能性 Googleポリシーとの関係を確認
評価操作を目的とした投稿 問題になる可能性 不正なエンゲージメントに該当するか確認

この区別を理解しておくことが、Google口コミへの対応では非常に重要です。


Google口コミはなぜ店舗選びで見られる?

Google口コミが多くのユーザーに確認される理由は、実際の利用者が感じたことを確認できるからです。

たとえば、初めて美容院を予約するとき、公式サイトには料金やメニューが掲載されていても、

「実際の接客はどうだったのか」
「予約時間どおりに対応してもらえたのか」
「店内はどんな雰囲気なのか」

までは分からないことがあります。

そこで口コミを確認すると、実際の利用者が書いた具体的な経験を参考にできます。

知りたいこと 公式サイトで分かる情報 口コミで確認しやすい情報
料金 ○ 実際の感想
営業時間 ○ 実際の待ち時間
メニュー ○ 接客や対応
店舗所在地 ○ 店内の雰囲気
サービス内容 ○ 利用して感じたメリット・不満

そのため、口コミは企業側が発信する情報とは異なる役割を持っています。


口コミの内容はすべて同じ価値があるわけではない

口コミを見るときは、星の数だけでなく、具体性・内容・投稿状況も見る必要があります。

たとえば、次の2つの口コミを比較してみます。

口コミ 情報量
「最悪」 少ない
「予約時間から40分待ったうえ、スタッフから説明がありませんでした」 比較的具体的

後者のほうが、なぜ低評価になったのかを読み手が理解しやすくなります。

もちろん、文章が短いから問題がある、長いから正しい、という単純な話ではありません。

大切なのは、投稿が実際の体験に基づいているのか、内容に具体的な問題があるのか、Googleのポリシーに違反している可能性があるのかを分けて考えることです。


Google口コミが表示されない・消えることもある?

Google口コミでは、投稿したはずの口コミが表示されなかったり、後から表示されなくなったりするケースがあります。

これは必ずしも店舗側が削除したという意味ではありません。

Googleでは、口コミなどのコンテンツがポリシーに準拠しているか確認する場合があります。

また、投稿内容に問題がある場合だけでなく、システム上の処理や確認などが関係する場合もあります。

たとえば、

状況 まず確認したいこと
投稿直後から表示されない 反映まで時間がかかっていないか
数日後に表示された Google側の確認・処理が関係していた可能性
以前見えていた口コミが消えた 投稿者側・Google側の変更も含めて確認
店舗側から口コミが見えない 別アカウントや表示状況も確認
新しい評価が総合評価に反映されない スコア更新のタイミングを確認

「消えた=店舗が削除した」と決めつけるのではなく、状況を分けて考えることが重要です。


Google口コミを削除できるのはどんな場合?

Google口コミの削除については、最初に「悪い口コミかどうか」ではなく、Googleのポリシーに違反している可能性があるかを確認します。

たとえば、次のようなケースではポリシーを確認する意味があります。

ケース 確認するポイント
実際に利用した形跡がない 実体験に基づく口コミか
競合関係が疑われる 利益相反に関する問題がないか
同じ内容が繰り返される スパムに該当しないか
評価を操作する目的が疑われる 不正なエンゲージメントに該当しないか
明らかに禁止されている内容を含む Googleのコンテンツポリシーに該当しないか

反対に、

「★1だから」
「厳しい内容だから」
「自社にとって不都合だから」

という理由だけで削除対象になるわけではありません。

削除を検討する場合は、口コミの具体的な内容と背景を確認することが必要です。


Google口コミを見るときに、店舗側が確認したいポイント

もし自社のGoogle口コミを確認するのであれば、まず次のような項目を整理すると判断しやすくなります。

確認項目 具体的に確認すること
投稿日 いつ投稿されたか
星評価 何つ星なのか
本文 具体的に何が書かれているか
利用経験 実際の利用者と思われるか
事実関係 店舗側で確認できる内容か
投稿者との関係 顧客・競合などの関係が考えられるか
ポリシー Googleのルールに抵触する可能性があるか

このように情報を整理しておくと、「単なる低評価なのか」「何らかのポリシー上の問題が考えられるのか」を区別しやすくなります。


Google口コミを理解するうえで大切な3つのこと

ここまで見てきたように、Google口コミは「星が高いか、低いか」だけで判断するものではありません。特に、口コミへの対応やGoogle口コミの削除を検討する場合は、評価そのものと投稿内容を分けて考えることが大切です。

1.星の数だけで判断しない

Google口コミでは、星評価と実際に書かれている内容をセットで確認する必要があります。

たとえば、★1の口コミでも、実際にサービスを利用した人が具体的な不満を書いているのであれば、単に「低評価だから削除したい」という理由だけで削除できるとは限りません。一方で、★5の口コミであっても、実際の利用経験がない投稿など、内容によっては確認が必要になる場合があります。

2.悪い口コミとポリシー違反を分けて考える

店舗にとって都合の悪い口コミと、Googleのポリシーに違反している口コミは同じではありません。

そのため、Google口コミの削除を検討するときは、「悪い口コミかどうか」ではなく、投稿内容や投稿された背景を確認し、Googleのポリシーに該当する可能性があるかを判断することが重要です。

3.問題のある口コミは内容を具体的に確認する

「この口コミは嫌だから削除したい」と考える前に、まず次の点を整理してみましょう。

確認するポイント 具体的に見るところ
投稿内容 何について書かれているのか
利用経験 実際に店舗やサービスを利用した人なのか
事実関係 店舗側で確認できる内容なのか
投稿者との関係 顧客・競合など、特別な関係がないか
Googleポリシー 禁止・制限されている投稿に該当する可能性がないか

このように確認していくと、「単に評価が低い口コミ」なのか、「Googleのポリシー上、対応を検討できる口コミ」なのかを整理しやすくなります。

もし自社の口コミについて、削除できるものなのか、単なる低評価として受け止めるべきなのか判断に迷う場合は、口コミの内容を個別に確認することが重要です。

Googleマップの口コミ削除について確認したい方はこちらから、対象となる口コミをご相談ください。


まとめ

Google口コミとは、GoogleマップやGoogle検索に表示される店舗・施設・サービスなどについて、ユーザーが投稿する評価や感想です。

事業者がGoogle口コミを理解するうえでは、単純に「星が高いか低いか」だけを見るのではなく、総合評価、個別の投稿内容、投稿者との関係、Googleのポリシーまで含めて確認することが大切です。

特に注意したいのは、「悪い口コミ=削除できる口コミ」ではないということです。

実際の利用者がサービスについて不満を書いた口コミは、店舗側にとって都合が悪くても、それだけで削除対象になるわけではありません。

一方、実体験に基づかない投稿やスパム、評価操作など、Googleのポリシーに違反している可能性がある口コミについては、内容を確認したうえで報告・削除申請を検討できます。

Google口コミへの対応では、まず「なぜ問題なのか」を具体的に整理することから始めるとよいでしょう。

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